パウンドケーキを焼くシリーズ。
今回は前回の失敗の原因であったと思われる「有塩バター」を「無塩バター」に変えてチャレンジ。
※この記事はパウンドケーキを作り始めて二回目の記録ですので、きちんと作りたい人の参考にはなりません。生焼けパウンドケーキの失敗記録です。
Contents
今回のパウンドケーキのレシピ
卵 3個 184g
無塩バター 184g
砂糖(三温糖) 184g
小麦粉(薄力粉/日清フラワー) 184g
ベーキングパウダー 2g
※卵基準で分量を調整しています。
パウンドケーキの作り方
パウンドケーキの作り方:1.前準備
卵とバターを室温に戻す。
卵を計量して、バター、砂糖、小麦粉の量を量る。
小麦粉はベーキングパウダーと混ぜて2度ふるう。
卵は卵黄と卵白を分ける。
パウンドケーキの作り方:2.バターと砂糖を混ぜる
バターが柔らかくなったら砂糖と混ぜる。
分量は用意した砂糖の2/3。
本来は少しずつ入れながら混ぜるべきだけれど、今回うっかりして、この2/3の砂糖を少しずつ混ぜずに一気に混ぜてしまう。
木ベラでバターの固まりを潰して練り込むような感じで混ぜた。
パウンドケーキの作り方:3.2と小麦粉を混ぜる
2がだいぶ混ざったところで、小麦粉を数回に分けて混ぜる。
木ベラで頑張って混ぜ込んで、パン生地みたいなものが出来上がる。
結果的に、この作業が生焼けの原因になる。というのも、小麦粉を入れて混ぜすぎると「グルテン」が発生し、生地に粘り気が出るが、この粘り気がパウンドケーキには大敵で、粘り気があるために膨らみきれず、中まで熱が通らないために生焼けになってしまう。
パウンドケーキの作り方:4.卵白と砂糖を混ぜてメレンゲを作る
卵白に残しておいた砂糖1/3を入れてミキサーでメレンゲを作る。
パウンドケーキの作り方:5.3の生地に4のメレンゲを混ぜる
メレンゲが出来上がったら、3で作った生地に小分けにして混ぜ込む。
メレンゲを潰さないような感じで優しく混ぜ込んでいくのがコツ。
パウンドケーキの作り方:6.パウンドケーキ皿に生地を流し込む
パウンドケーキの型にバターを塗って生地を流し込む。
粘りが強いのでゴムベラですくいながら入れる。(通常は粘り気が出るとNGでサラサラとした生地が通常です)
生地を流し込んだら、空気を抜く為にトントンと数回落とす。空気がこれで抜けてるかどうかは不明。
天面を平らにしようと努力するが、完璧には平らにならず。
パウンドケーキの作り方:7.180度に余熱したオーブンに入れて焼く
オーブンを180度に余熱をする。
自宅のオーブンは約20分の余熱時間がかかるのに、6の作業が済んでから余熱したため、生地から空気が抜けてしまった。
次回からは余熱にかかる時間を考えて前もって余熱しておこう。
180度で20分焼いた後、中央部分にナイフでラインを入れる。
その後160度でまた20分焼く。
焼き上がったパウンドケーキ
うまく膨らむかどうかが不安だったんだけど無事に膨らんだようです。焼いている途中で真ん中に切れ目を入れたから、その分さらに膨らみ、割れ目も綺麗にできました。
真ん中に切れ目を入れるのは、より大きく膨らませるために焼けて硬くなった表面を破ってあげるため。これだけ膨らめば、次回からはベーキングパウダーは必要なさそうです。
パウンドケーキを型から外すタイミングを考える
焼き上がるまでは良いけど、その後に型から外すのがドキドキ。
スポンジケーキなどと同じように、クッキングペーパーを敷いてから生地を流し込めば良いって話もあるけど、できるだけ綺麗な面を作りたいからクッキングペーパーは使いたくない。
焼き上がったパウンドケーキを型から外すタイミングは、まだ暖かいうちに外すのがベストらしい。冷めてしまうと、容器とくっついて剥がれなくなるそうだ。
パウンドケーキを容器から取り出すのにおすすめのお好み焼きヘラ
ちなみに、僕がパウンドケーキを型から外す時に使っているのが、お好み焼きとかを焼く時に使うNewCookDay お好み焼きヘラ 75mm DG-2178
パウンドケーキと型の間にヘラを入れて、型とケーキを剥がすと綺麗に剥がれる。
四面剥がしたら長辺の方に入れて少し持ち上げて底面を剥がすのがコツ。もう片面も同じようにしてから底が剥がれたら逆さまにすると、パウンドケーキは型から外れる。
ある程度、熱が取れたら、ラップをして常温で冷ます。
パウンドケーキを食べるタイミングは、焼きたてよりも、翌日まで我慢した方が美味しいとのこと。
パウンドケーキが生焼けだった・・・
ある程度、熱がとれたところでカットしてみると・・・。
端の方は素晴らしい出来だったのに、中央付近は空洞ができて、8割程度の焼け具合・・・。
ふんわりトロトロ・・・って言ってる場合か!
とりあえず端の方を食べてみたら、味は確実に前回よりも美味しいけれど、調べてみると生焼けのパウンドケーキは食べれないらしい。かなり残念な結果になってしまったので、「パウンドケーキ 生焼け」あたりで検索して原因を探って次回に備えたいと思う。
パウンドケーキが生焼けになってしまった原因
パウンドケーキが生焼けになった原因は生地の掻き混ぜ過ぎの可能性が大きい
パウンドケーキが生焼けになったのは、オーブンの熱が足りなかったせいと思っていたけど、いろいろ調べると、小麦粉を生地に入れた後にかき混ぜ過ぎたのが失敗の原因らしい。
ケーキ作りは失敗しても全ては自己責任。
食べれるところだけでもきちんといただいて、失敗した原因を考えて次につなげていこうと思います。