いつも使っているグラニュー糖ではなく、今回は、てんさい糖を使ってパウンドケーキを焼いてみました。
てんさい糖とは、北海道が名産のてん菜と呼ばれる大根の仲間から採れる砂糖のことで、独特のコクがあるのが特徴の砂糖です。
Contents
てんさい糖で焼くパウンドケーキの材料
卵 3個 190g
小麦粉(薄力粉) 190g
バター(無塩) 190g
砂糖(てんさい糖) 120g
てんさい糖で焼くパウンドケーキの作り方
準備
卵とバターは室温にもどしておく。
卵の重さを基準として、その他の材料の分量を決定する。
小麦粉は2度ふるいにかけておく。
卵は黄身と白身に分けておく。
1.バターと砂糖と黄身を混ぜる
今回の作り方はシュガーバッター法のため、バターと砂糖(2/3)と黄身を混ぜてクリーム状にします。
砂糖のジャリジャリ感が無くなるまで混ぜるのが基本ですが、てんさい糖の場合、グラニュー糖とは違い、粒子が大きく、溶けづらいと思います。
砂糖は一気に入れずに3回ほどに分けて混ぜ込みます。
2.白身と砂糖を混ぜてホイップ状にする
卵の白身と、残りの砂糖を混ぜて、よく泡立てます。
硬さが出て角ができるくらいによく混ぜる。
3.1で混ぜたバターと2で作ったホイップを混ぜる
1で混ぜたバターと2で作ったホイップを混ぜて馴染ませます。
4.3と小麦粉をなじませる
3で作った生地に小麦粉を入れて馴染ませます。
グルグルと掻き混ぜるのではなく、ヘラで生地を切るようにして馴染ませます。
少し粉っぽさが残っている程度でも良いと思います。
生地をパウンドケーキ型に入れる
生地をヘラで掬って、バターを塗ったパウンドケーキ型に入れます。
生焼け防止のために、中央部分を凹ましたような状態で入れます。
190度で20分焼く
僕の環境では通常200度で余熱してから20分焼きますが、てんさい糖は焼き色がつきやすいので、いつもよりも低めで190度に余熱してから20分間焼きます。
20分焼いた後は、中央部分にナイフで切れ目を入れて、180度で15分焼きます。
てんさい糖を使ったパウンドケーキ
てんさい糖を使ったパウンドケーキまとめ
てんさい糖自体が薄い褐色の砂糖である点や、比較的焼き色の付きやすい砂糖のため、グラニュー糖と比べると短い時間で焼かないとかなり濃い焼き色になりそうです。
マイルドな甘さの砂糖なので、120gと砂糖少なめのレシピということもあり、やさしい甘さのパウンドケーキになると思います。
溶けづらさが少し気になるところではありましたが、風味やコクも強めなので、てんさい糖ならではのパウンドケーキに仕上がると思います。また、おなかに優しく、体温を高める高価のある砂糖なので女性には喜ばれるかもしれません。
ちなみに今回はホワイトデーのお返しに焼いてみたパウンドケーキでした。