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パウンドケーキ 作ってみた

シャラント風パウンドケーキを焼く

更新日:

150122_1

シャラント風とは

フランスのシャラント地方のお菓子ガレット・シャランテーズの作り方が基本になっているパウンドケーキの作り方。

特徴としては、バターの風味が良くなるって事と、一般的なパウンドケーキの作り方で作ったものと比べて、あまり膨らまないって事。

パウンドケーキを思いっきり膨らませて高さを出したい僕だけれど、高さ=美味しさってわけではないので、美味しいパウンドケーキを作る為の勉強として、今回はシャラント風で作ってみました。

シャラント風パウンドケーキの材料


卵 3個 (190g)
無塩バター 190g
薄力粉麦粉 180g
砂糖 120g
アーモンドプードル 15g
ジャムタブレット(メープル)適量

※小麦粉の量はアーモンドプードルがあるので調整しています。
※砂糖の量は等分にすると甘すぎるので減らしています。
※今回は卵は共立てで作っています。

シャラント風パウンドケーキの準備

バターと卵は室温にもどしておく。
小麦粉は2度ふるいにかけておく。

シャラント風パウンドケーキの作り方

1.バターを混ぜてクリーム状にする


バターをスライスして、混ぜやすくして、泡立て器でグルグルとよく混ぜて、空気を含ませつつ、白っぽいクリーム状、というかマヨネーズみたいになるまで混ぜる。

2.砂糖、卵、アーモンドプードルを混ぜる


砂糖と、卵とアーモンドプードルを入れてよく混ぜる。
砂糖のジャリジャリした感じがなくなるまで良く混ぜ合わせる。

3.2に小麦粉を混ぜてなじませる


2に小麦粉を数回にわけて混ぜる。
こねないように、ヘラで底からひっくり返す感じで馴染ませながら混ぜる。
艶のあるやや粘りのある生地が出来上がる。

4.3に1を混ぜる


3に1で作ったバターを混ぜる。
ここでも、こねないように、ヘラで切るように、底から混ぜるような感じで、馴染ませていく。
途中、バターと生地がマーブル状になるけど、さらに馴染ませる。
艶のある生地が出来上がる。

5.4を型に流し込む


4を型に移し込んでいく。ヘラで掬って移す。
通常の作り方にくらべて、生地に弾力があるように思う。

6.焼く

200度で余熱したオーブンで20分焼く。
※焼き時間と温度は室温やオーブンや使用機器などによって調整する。

7.切れ目を入れてさらに焼く

一度目の焼きが終わったら、ナイフで中央に切れ目を入れて180度で15分焼き、竹串を刺して、中まで火が通っていれば出来上がり!

シャラント風パウンドケーキの出来映え


シャラント風で作ったパウンドケーキはあまり膨らまないらしいけど、そこそこ膨らんでいます。


断面。みっしり詰まったかんじで、スポンジ感が少ないですね。

シャラント風パウンドケーキを食べる

いつものシュガーバッター法で作ったものと比べてバターの風味はかなりハッキリしています。

生地の目も詰まった感じで、ポロポロとこぼれたりはしないパウンドケーキになりました。

好みの範疇ではありますが、僕自身、こういうパンチの効いたパウンドケーキが好きかもしれません。

ブランデーやラム酒をしみ込ませると良い具合になりそうな、そんなパウンドケーキです。

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