夏野菜の季節になると、美味しい野菜がたくさん食卓に並び始めます。そんな夏野菜の代表で毎年楽しみにしているのがトウモロコシです。
甘いトウモロコシにかじりついて食べるのはたまらなく美味しい食べ方ではあるのですが、食べた後の見た目がなんとも残念と思う人も多いのではないでしょうか。
そこでトウモロコシの綺麗な食べ方と実の取り方を紹介してみたいと思います。
トウモロコシはかじると美味しいけど食後の見た目が汚い
トウモロコシの美味しい食べ方と言えば塩茹でですが、トウモロコシの食べ方と言えば、かぶり付き派か実を剥いて食べる派の2つになるかと思います。
ワイルドにガブリとトウモロコシにかじりついて食べると口の中にトウモロコシの甘みが広がってなんとも幸せな気分になります。おそらくトウモロコシの食べ方で最も美味しい食べ方の一つでしょう。夢中でボリボリとむさぼり食べてしまいます。
しかし、トウモロコシにかじりついて食べた後には嫌な食べ滓が残ります。喰い散らかしてボロボロになったトウモロコシの芯のです。
かじって食べたトウモロコシの芯には、完全に食べきれなかった実や薄皮が残ったりして、どうしても汚く見えてしまうのです。僕はこれが子供の時から嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そこでトウモロコシを綺麗に食べる為に、僕はトウモロコシの実を指で剥いて食べています。
トウモロコシの実を剥いて食べると、食べ終わった後の芯が美しく、とっても気持ちの良い見た目になるのです。
そんなわけでトウモロコシを綺麗に食べる為の実の取り方を解説したいと思います。
トウモロコシの綺麗な食べ方と実の取り方
トウモロコシを綺麗に食べる方法ですが、まずは端から三列ほどを指で実を外していきます。それなりに根気の必要な作業ではありますが、地道に1つずつ取り除きます。
上記の写真のトウモロコシでは、取り除いた実を皿に移しています。こうして剥いたトウモロコシの実を後からまとめて食べるのも美味しいですし、食べながら剥いても良いでしょう。どちらでも美味しいと思います。
僕はまとめて一気にムシャムシャとむさぼるのが好きなので写真のように剥いたトウモロコシの実をまとめたりします。
端から端まで開通させます。
地道な作業ですが、貫通させた後は喜びの作業ですから、その喜びをより大きなモノにする為の修業期間のつもりで頑張ってください。
いよいよトウモロコシの実を新聞から外していきます。
トウモロコシを縦に持ち、親指の腹でトウモロコシの実の列を横倒しにします。
すると、あっけないくらいに簡単に実がポロリと剥けます。
剥いた実は手のひらの中に。
これをお皿にまとめてあとからスプーンで食べるのも美味しいですし、剥いたそばから頬張るのも美味しいです。
あとは順番に一列ずつを倒しながら一周することで綺麗にトウモロコシの実を取ることができ、綺麗な芯だけが残されます。
かぶりついて食べた芯はどうしても汚く見えてしまいますが、実を剥いた芯はとても綺麗です。実を剥いて食べた方が、食べカスが歯の間に詰まったりすることもなく、美味しく食べられます。
綺麗なトウモロコシの食べ方のススメ
トウモロコシは僕のように剥いて食べる派とかぶりつき派に分れるようです。
育ちの問題と考える人も居るようですが、僕の家庭の場合、母親がトウモロコシの実を剥いて食べていたのを見て僕も剥いて食べるようになりました。
しかし、父親や姉はかぶりついて食べていたので、一概に家庭環境とも言えないかと思います。
確かにダイナミックにかぶり付く美味しさもありますが、食べた後の芯の汚さはその美味しさを打ち消してしまうくらい残念なので、僕は実を剥いて食べることにこだわりたいと思うのです。
縦に一列開通させるまでは、正直なところで面倒ですし、上手く出来ないこともあります。また、そのみみっちい食べ方から「男のくせにトウモロコシを剥いてたべるのか」と言われたこともあります。
しかしそれでもなお、剥いて食べたいと思うのには、食べた後の芯の美しさの魅力に他なりません。全て実を剥き終えた後に残された綺麗なトウモロコシの芯は部屋に飾っておいても大丈夫そうなくらいの美しい見た目になるのです。
実を剥いて食べる作業自体が楽しい作業ですし、美味しく綺麗に食べられて一石二鳥です。
未体験の人は非試挑戦してみてください。