ホットサンドメーカーとして評価が高いバウルーのホットサンドメーカーを購入しました。ホットサンドメーカーを購入して以来、朝食のバリエーションが増え、マンネリ気味だった朝食に変化が出て楽しく豊かなものになりました。
ホットサンドメーカーを購入するまでの我が家の朝食はシリアルやトースト、ホットケーキのローテーションでした。これらのメニューはバリエーションを持たせられるものでもないのでどうしてもマンネリになってしまうんですよね。
そのせいか、3歳の息子も朝はあまり食欲がなく、せっかく作った朝食をほとんど食べない時もあったりするのが悩みでもありました。
そこで、もう少し朝食をバリエーション豊かで楽しくする方法を探して辿り着いた答えがバウルーのホットサンドメーカーでした。
バウルーのホットサンドメーカーを購入した結果、想像以上に簡単に、そして美味しい朝食が作れるようになり、我が家の朝食のクオリティが劇的にアップしました。
そんなわけで大変満足はホットサンドメーカーなので、その素晴らしさを伝えるためにバウルーのホットサンドメーカーのレビューを書いてみようと思います。
Contents
バウルーのホットサンドメーカーの基本情報
バウルーの歴史
ブラジルのバウル生まれ
バウルーは日本の企業が製造するホットサンドメーカーのブランドです。
バウルーという言葉自体は、ブラジルでホットサンド料理を指す言葉のようで、公式ページの解説によれば、元々はバウルー村出身の学生が量に調理器具を持ち込んでホットサンドを作っていたのが広がり、その少年の出身地にちなんで、ホットサンド=バウルーという意味を持つようになったようです。
「bauru sandwich」で検索すると、多くのサンドイッチメニューが検索されます。
参考 → BAURU公式ページ(ポルトガル語)
参考 → バウルー発症の地とされるレストラン Ponto Chic
ブラジル旅行した日本人が持ち帰り広まる
そのようにしてブラジルに定着していた料理器具を、ブラジルに旅行した日本人男性が持ち帰り、それをお土産として受け取ったのが渡辺万三男氏(後にバウルー株式会社を創立)で、その渡辺氏から開発の依頼を受けたのが、現在もバウルーのホットサンドメーカーを製造する田巻金属株式会社ということです。
参考 → バウルーの歴史|バウルー
参考 → バウルーの歴史 2
ホットサンドメーカーは1970年代に発売され大ヒット。
日本でホットサンドが普及するのに大きく貢献したメーカーでもあります。
現在でも喫茶店のモーニングメニューでホットサンドが定番中の定番になっているのも、バウルーのホットサンドメーカーのおかげかもしれませんね。
製造は田巻金属株式会社
販売はイタリア商事
元々バウルーのホットサンドメーカーを販売していたバウルー株式会社は現在では残念ながら倒産してしまったようですが、ホットサンドメーカーは引き続き製造され、現在では製造を田巻金属株式会社、販売をイタリア商事が行っているようです。
参考 → 田巻金属株式会社
参考 → イタリア商事株式会社
バウルーのホットサンドメーカーを購入
圧倒的評価と知名度
ホットサンドを購入しようと思い、まずホットサンドメーカーについて調べると、バウルーに以外にもいろいろなメーカーのホットサンドメーカーが見つかりました。
その数あるホットサンドメーカーの中からバウルーのホットサンドメーカーを選択したのは下記のような理由です。
● バウルーが圧倒的に有名
● ホットサンドメーカーの元祖らしい
● デザインが良い
● Amazonなどのレビューでも高評価が多い
バウルーのホットサンドメーカー外観
ポップで可愛いホットサンドメーカー
パッケージ
バウルーのホットサンドメーカーが届いてまず最初に感動したのが、レトロポップなパッケージデザインで、化粧箱も大事に取っておきたいと思わせる可愛いさです。(パッケージは購入当時のものです。現在は変更されている可能性もあります。)
ホットサンドメーカー本体
バウルーのホットサンドメーカーの本体にはエンボス加工でBawLooの文字が入れられています。
このあたりは機能的には全く関係ない部分ではありますが、特別な感じがして所有欲を満たしてくれるのに貢献していると思います。
また、バウルーのホットサンドメーカーの特徴として、丸みを帯びたデザインがあります。
他の多くのホットサンドメーカーのデザインは四角く角張ったデザインでゴツい印象があるのですが、バウルーのホットサンドメーカーは丸みを帯びたデザインでとても優しい雰囲気の調理器具になっています。
これを使っているだけで、オシャレで可愛い奥様になれるような嬉しい気分にさせてくれますね(僕は男ですが乙女心を刺激されます)。
バウルーのホットサンドメーカーの種類
バウルーのホットサンドメーカーは下記の三種類。
● 仕切りの無いシングルタイプ
● 仕切りの有るダブルタイプ
● ワッフルトースター
僕が購入したのは真ん中に仕切りのあるダブルタイプです。
真ん中に仕切りがあるダブルタイプだと焼いたホットサンドの中央に圧着したラインが入るので、食パンを半分にカットしやすくなり、カットした後も中の具がこぼれづらいというメリットがあります。
また、仕切りの有無は焼き加減にも影響が出るようで、仕切りのないシングルタイプはふっくらフワフワなホットサンドになるのに対して、仕切りのあるダブルタイプはカリカリ系のホットサンドになるようです。
ホットサンドメーカーのQ&A
ホットサンドを作る際の基本的な疑問についてまとめてみました。
ホットサンドで使うパンの種類や枚数は?
バウルーのホットサンドメーカーに使うパンは、スーパーなどに売られている8枚切りの食パンを基本にデザインされているようです。もちろんパン屋さんで売られている食パンもでも大丈夫です。
6枚切りでも使えますが、具よりもパンの方が存在感が大きくなってしまうので8枚切りがおすすめです。
食パンの耳はカットするの?
食パンの耳もそのまま焼けます。
バウルーのホームページにも「パンの耳までおいしく食べます」と解説されています。
僕はホットサンドを作る際にはサンドイッチのように「パンの耳をカットしなければいけないもの」だと思っていましたがカットする必要はありません。上手に焼けば、耳の部分がカリカリっと焼けて美味しいです。
トーストだとパンの耳を残してしまっていた我が家の3歳の息子もホットサンドにするとパンの耳までちゃんと食べるようになりました。
パンとパンの接着はどうするの?
ホットサンドと言えば上下のパンがしっかりと接着されて蓋をされた状態になっているのを想像すると思います。そこで疑問が出てくるのは、パンとパンをしっかりと接着するためには「何か糊のようなものが必要なのか?」というところです。
ホットサンドメーカーを購入前にネットで調べた情報では「小麦粉を水で溶いたものか卵を糊がわりにして塗ってから焼かないとくっつかない。」などという情報も見つかり、か「面倒くさいなぁ」と思ったものでした。
しかし実際にホットサンドメーカーを使用してみた結果、特に何かをしなくても圧着されてきちんとくっつきます。
もちろん焼きが弱かったりすると剥がれたりすることもありますが、それほど大きな問題ではないと思います。
カレーやシチューはサンドできる?
カレーやシチューをサンドしたらどうなるか試してみました。
基本的にホットサンドは具を山盛りにしてサンドするのが美味しいのですが、カレーやシチューなどのように液体状のものは山盛りにするとサンドする際にハミ出てしまったり、食べた瞬間にダラダラと溢れ出たりするので、かなり控えめな量にした方が無難です。
ホットサンドのレシピは?
基本的には、パンと相性の良いものなら何でもサンドできると思います。
僕も色々な具を試してみましたがチーズが合うものならまず失敗はしないと思います。
僕がよく作るのは
スイートコーン&チーズ&ウインナー
ツナ&マヨネーズ&ハム
ハンバーグ&チーズ
などですが、野菜やコロッケ等の総菜もサンドできるので、朝食のバリエーションがかなり増えました。
自由に具材をどんどん詰められるのもホットサンドの素晴らしいところです。
冷蔵庫やストッカーにある食材を適当にサンドするだけで美味しいホットサンドが出来てしまうのですから魔法の調理器と言っても過言ではないでしょう。
ホットサンドのレシピ
バウルーのホームページでもいろいろなホットサンドのレシピが公開されています。
ちなみに上記ページではバウルーのホットサンドを使う人をバウラーと呼ぶようです。流行らせたいのかなと思いますがセンスがおじさんですね(笑)
ホットサンド調理時の火力と調理時間は?
ホットサンドの調理では基本的に弱火です。
中身の具にもよりますが、調理時間は片面2分ずつの約4分程度だと思います。
事前にインターネットで調べた情報では片面1分などの意見が多かったですが、実際に使ってみた感想として、早く焼こうとして強火や中火で調理してしまうと中まで火が通る前にパンの表面が焦げてしまうので、我が家では基本は弱火で調理するようにしています。
他の料理と比べるとかなりの時短になるので、慌ただしい朝などは非常に手軽で助かります。
ちなみにホットサンドを上手く焼くコツは、きれいに焼けた時の火力と時間を覚えていて、その時間を基準にすると、失敗することはほとんどありません。
コーンや千切りキャベツなどバラけてしまう具材はどうする?
コーンや千切りキャベツでもそのままサンドすることができますが、食べているとボロボロとこぼれてしまいます。
そんな時にはピザ用のとろけるチーズと一緒にサンドするとチーズが接着剤の役割をしてこぼれづらくなります。
小さな子どもが食べてもテーブルや床を汚してしまうことも少なくなり、美味しくもなるのでおすすめす。
IH調理器で使える?
近頃はオール電化などでコンロがIH化されている家庭も多いと思います。
気になるのはバウルーのホットサンドメーカーがIH調理器に対応しているかどうかというところですが、残念ながらバウルーのホットサンドメーカーはIH調理器には対応していません。
パンにバターを塗る必要はあるか?
メーカーの公式の情報によれば、約前のパンにバターやマーガリンを塗ることを強く推奨しています。
とは言え、我が家では塗らずに使用しています。それでも焼け焦げてくっつくこともありません。
メーカーとしては、焦げ付き防止と言うよりは、バターやマーガリンを使うと、焼ける時の香りなどを含めて、ホットサンドがより美味しく焼けるからだと思います。
買ったけど使わなくなりそう
この手の調理器具は、買ったけど使ったのは最初だけでそのうち使わなくなる。なんてことがよくあると思います。
例えば、スムージーを作るミキサーや、マルチカッターなどは、洗うのが面倒だったりして、結局使わなくなりますが、ホットサンドメーカーはフライパンと同じくらい扱いが楽ですし、毎朝使えるので、使わなくなるってことはないかと思います。
またホットサンドメーカー自体が非常にコンパクトなので、使わない時でも嵩張ったりせず邪魔にならないのも良いところです。
ホットサンドを焼いてみる
食パンを用意する
バウルーのホットサンドメーカーを実際に使用してホットサンドを焼いてみます。
まずは食パンをホットサンドメーカーにそのまま載せます。
食パンの耳もそのまま焼けるので切り落としたりする必要はありません。
また、この時点ではまだガスコンロに火は入っていません。ホットサンドを焼くのに予熱などは必要ありません。
具を乗せる
今回はトッピングにツナを乗せてみました。
ツナやコーンなどの缶詰類は手軽で美味しいですし、ホットサンドに合う食材なので、我が家ではいつでもホットサンドが作れるようにこれらの缶詰は常備されています。
半分に切ったウインナーを乗せてみました。
中央に仕切りのあるダブルタイプのホットサンドメーカーを使用する際には、中央の仕切りを避けて左右対称になるようにトッピングするのがポイントです。
ツナやウィンナーがこぼれ落ちるのを防止するためにとろけるチーズをトッピングしてみました。
とろけるチーズをトッピングすることで接着剤の役割をしてくれるのでコーンやツナなど細かな具材がこぼれ落ちるのを防いでくれるようになります。
こぼれ落ち防止のためにはとろけるチーズを使用することが多いですが、チーズがなければマヨネーズでも多少は接着剤代わりになりますし、美味しくいただけると思います。
横から具を載せたホットサンドを撮影してみました。
これでも結構山盛りな感じですが、実は撮影用に控えめにトッピングしてあります。
もっと大胆に盛りつけても意外とサンドできるので普段はこれよりももっと多めに盛り付けしています。
食パンを被せた後にホットサンドメーカーの蓋を閉める
トッピングが終われば、食パンを1枚上から被せます。
ググッとフタを閉めます。
多少具やパンがハミ出ていても構いません。
弱火で焼く
焼き加減の調整は弱火で片面を3分、裏返して2分くらいがちょうど良い具合に焼ける目安です。
もちろん具材やパン、使用するホットサンドメーカーにより火加減や時間は変わってくるとは思いますし、好みの焼き加減も人に違うのでご自身の環境で好みの焼き加減になるように調整してみてください。
程よい焼き加減になる時間を見つけたら覚えておくと毎回同じ具合に焼くことが出来るようになります。
また、二枚目を焼く時には、ホットサンドメーカー自体が温まっているので、一枚目を焼く時よりも1分ほど短い時間で焼けると思います。
焼き加減が不安な時は時々フタを開けて中身を確認しても良いと思います。
カットして盛り付け
僕が使用しているダブルタイプのホットサンドメーカーは真ん中にカットするためのラインが入るので包丁で真ん中をカットしてホットサンドの出来上がりです。
シングルタイプのホットサンドメーカーの場合は仕切りがないので、食パンの対角線でカットしてサンドイッチのような三角にするのが良いと思います。
これで調理時間はトータルで5分程度。
ホットサンドメーカーを使用すればこんな感じで、簡単に早くて美味しいホットサンドが出来るのです。
バウルーのホットサンドメーカーまとめ
上記は、使い込まれた我が家のバウルーのホットサンドメーカーです(笑)
購入して既に8年くらい経っていて、使用頻度も高いので、外側はどんどん煤けてしまうのはご愛嬌です。
でも蓋を開ければ中身のフッ素加工はまだまだ綺麗です。
フライパンのように表面が擦れることもないので、長持ちするのかもしれませんね。フッ素加工なので空焚きなどは厳禁ですが、普通に使用している範囲ではかなり長持ちしそうです。
こんな感じで我が家ではホットサンドメーカーは必需品と言えるもので、ホットサンドメーカーがあれば、毎日の朝食をもっとバリエーションが豊かになります。実際に我が家の朝食はホットサンドメーカーを使用しはじめて劇的にクオリティがアップしました。
僕はもともと喫茶店に行けばホットサンドを必ず注文してしまうほどホットサンドが好きだったので、自宅で毎朝ホットサンドが作れるようになって、面倒だった朝食も「今日は何をサンドしようかな」などと作るのが楽しみになりました。
もちろん子供にもホットサンドは大好評で、今まであまり朝食を食べなかった息子がビックリするくらい良く食べるようになったのもホットサンドメーカーのお陰です。
僕がホットサンドメーカーを購入した時は、インターネットでもそれほど情報が見つからなかったホットサンドメーカーですが、最近はキャンプブームなどで、アウトドア用品としてホットサンドメーカーを購入する人も増えていて、急激に人気が出ているような印象ですね。
簡単、美味しい、レシピも豊富で、良いところだらけのホットサンドメーカー。「もっと早く買っておけば良かった」と思うものの一つですから、悩んでいる人は絶対に買った方が良いと思います。実際問題で素晴らし過ぎるので、いろいろな人におすすめしている素敵なものの一つです。